Humberger

【ユニマガ vol.1】一緒に大学スポーツを観に行こう

2017/10/5

常勝軍団鹿島アントラーズのホームタウン鹿嶋市の人口は約67,000人。それでもアントラーズの平均観客動員数は約19,000人を数え、今も日本サッカー界の頂点に君臨する。
一方日本最大の学生数を誇る日本大学の学生数は、鹿嶋市を上回る約74,000人。さらに卒業生数は何と100万人にも上る。コミュニティの大きさなら都市部の自治体にも引けを取らない。
「大学スポーツって、その大学の人しか観にいかないでしょ?」とよく言われるが、それでも充分な数を集められるはずだ。慶應の学生が慶應の試合を観に行くことも、早稲田の学生が早稲田の試合を観に行くことも、日本人が日本代表の試合を観に行くことと同じように、そこに理由なんていらない。ところが今の大学スポーツの問題はここにある。来るべき人が来ていない。
特にサッカーはメジャースポーツ。サッカー好きの大学生なんていくらでもいるはずだ。それでも普段の試合はほとんど観に来ない。
私が早慶戦の集客を通じて感じたのは、彼ら意外と「誘えば来る」のだ。いくら告知しても来なかった層が、直接声をかけて誘ったら来たのだ。
そう、集客の特効薬は地道な声がけを続けることだった。我々は集客について、企画や告知をどうするかについてかなり考えたのだが、声がけについてはある意味盲点だった。
それを考えると我々がまず取り組まなければならないのは、誘えば来る層を何度も呼んで固定客にすること。まずは足元から。綺麗な華を咲かせるためには土から手を加える必要があるように。

(文章 慶應義塾大学3年 市川嵩典)