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ユニサカメンバーインタビュー企画~第3弾~(中井里衣子)

2019/12/21

『ユニサカメンバーインタビュー企画』
~第3弾~

 

 

インタビュー
中井 里衣子(なかい りえこ)
所属:慶應義塾大学ソッカー部女子2年
生年月日:1999年4月6日
出身校:作陽高校

 

インタビュアー
高原 歩希(たかはら ほまれ)
所属:早稲田大学ア式蹴球部2年
生年月日:1999年10月19日
出身校:早稲田大学本庄高等学院

 

 

(高原)よろしくお願いします。

(中井)よろしくお願いします!

 

(高原)まずは自身のサッカー人生について、始めたキッカケと今までどのようなチームでどのような思いで活動してきたか教えてください。

(中井)小学校1年生の時に兄の影響でサッカーを始めました。小学校低学年の頃は男の子たちと一緒にサッカーをしていました。年を重ねて小学校4年生の時に、女子チームの助っ人として全国大会に出場しました。そのチームで全国大会優勝という結果を出しました。そして、そのままその女子チームに入ることを決断しました。
中学生では、日テレベレーザの下部組織で女子サッカーの普及を目的にして作られた日テレメニーナセリアスというチームの1期生としてサッカーを続けることになりました。中学3年生の時に再び全国優勝を経験しました。
しかし、試合にコンスタントに出場することができず、高校で再挑戦するために岡山県の作陽高校にサッカー留学しました。そこでは慣れない寮生活を経験し、それは過酷で非常に大変な日々でした。しかし結果的に全国準優勝したことで全てが報われた感じがしました。
大学は、兄が慶應義塾大学のソッカー部に所属していたこともあって、ずっと慶應義塾大学ソッカー部に憧れを持っていました。そして受験に合格し、兄を追う形で入ることができました。

 

(高原)大学に入学し、ユニサカに入るキッカケは何でしたか?

(中井)大学に入る前から私自身学生スポーツに課題意識を持っていました。大学でもどうにか自分でアクションを起こせないかなと思っていた時に、ユニサカを紹介してもらい入ることを決めました。

 

(高原)学生スポーツへの課題意識の具体的内容や、課題意識を持ったキッカケを教えてください。

(中井)中学校はクラブチーム、高校は地方高校部活を経験して環境の差を感じました。高校サッカー独自の問題かは分かりませんが、一面フルコートを取れないグラウンドとか、土のグラウンドとか、他にもニュースで体罰の問題もあったり、そういった課題は日本特有だと思いました。
キッカケは、高校2年生の時にアメリカに短期留学したことですね。そこで日本とアメリカの違いを感じました。アメリカ人は自己肯定感があって自信を持ってプレーをしている一方で、日本人は何かに萎縮してしまっている傾向があると思いました。それは先程述べた取り巻く環境に課題があるのではないかと思っていました。

 

(高原)ユニサカに入って苦労したことや、大変なことありましたか?

(中井)それは、実際的な早慶クラシコの運営です。とても苦しく大変だったなと今でも思います。(笑)
でもユニサカは大学サッカーを変えたいという志を持つ人たちの集まりなので、とても刺激を受けて良い経験になりました。

 

(高原)今年の早慶クラシコでは具体的にどのようなことを取り組んでいたのですか?

(中井)私自身は、クラシコパークの運営と集客面で関わらせてもらいました。

 

(高原)それぞれの具体的な活動を教えていただけますか?

(中井)クラシコパークでは、「飲食店が少ない」という声を去年の早慶クラシコでお客さんから頂いたので、学生が運営するキッチンカーを呼びました。サッカー部だけではない様々な領域で活躍する早慶の学生を巻き込むことを意識しました。
集客では、どうやったら多くの人に早慶クラシコの魅力を感じてもらえるかを考え、校内や街中でのアプローチの仕方を例年とは異なる形でチャレンジしました。

 

(高原)集客では、校内でのアプローチについて言及していましたが、具体的にどのような工夫をしましたか?

(中井)慶應義塾大学で、7月は早慶クラシコだというのを一般の学生たちにも根付かせたいというか、文化を作っていきたいと考えました。その結果、代表理事の奥山さん(代表理事:奥山大)と試行錯誤して大学内の柱や購買や食堂を早慶クラシコ一色にジャックするというアクションを起こしました。

 

(高原)それはすごいですね。来年は早稲田でもやりたいです。(笑)
それではクラシコパークや集客をやろうと思ったきっかけは何ですか?

(中井)大学サッカーの魅力を伝えるために集客という立場に立ってアプローチの仕方を学びたいと思ったので、集客を担当することを決めました。クラシコパークも集客という軸にあると思っていて、サッカーだけを楽しむだけではなく、他のコンテンツでも早慶クラシコを楽しんでもらいたいという思いからクラシコパークに関わらせて頂きました。

 

(高原)早慶クラシコについての質問は最後になりますが、来年の早慶クラシコではどのようなことをやりたいですか?

(中井)来年はオリンピックイヤーでもありますし、スポーツに興味を持ってくれる方が例年に比べて多くいると思います。今までにないエンターテイメント性を追求して、今年おこなった学校ジャックのような、新たなことに取り組んでいきたいと思っています。


(高原)ここまでは中井さんが自分の取り巻く環境に課題を感じ、ユニサカに加入し、早慶クラシコの運営に携わるまでを知ることができました。
さて話題を広げて、中井さんが考える現在の大学サッカーの課題を教えてください。

(中井)早慶クラシコには沢山のお客さんが来場して下さいます。しかし、普段のリーグ戦などは保護者やOBの方々がメインになってしまいます。定期戦では多くの人が来るけれど、その流れが続かないことが現状で、課題を感じます。
女子サッカーに関してはそもそも知名度が低いですね。なかなか日の目を浴びる機会がないので、私は女子サッカーならではの魅力をどうにかして伝えていきたいと思っています。

 

(高原)ご自身が当事者である女子サッカーにも特有の課題があるようですが、大学の女子サッカーを今後どのような存在にしていきたいですか?

(中井)どの部活に関しても、男子部が目立ってしまう傾向があります。もっと女子部が積極的に広報や集客に重心を置いて、大学に入ってでも本気で部活に取り組んでいるという姿勢を見せていきたいなと思います。

 

(高原)ユニサカは今後どのような存在にしていきたいと考えていますか?

(中井)ユニサカは現在、早慶両校を中心として動いている団体です。しかし、私たちが考えることを全国の学生と共有して一緒に考えることで、ユニサカが大学サッカーのトップを走るような団体にしていきたいですね。

 

(高原)最後に、ユニサカは中井さんにとってどのような存在か教えてください。

(中井)「私を変えてくれた場所」です。ユニサカに入って様々な人と話しました。ユニサカに入らなかったら出会えなかった人もいます。その人たちと様々な話をしていく中で、様々な価値観だったり考え方だったりを知ることができました。沢山刺激を受けたことで、昔だと持てなかった自分なりの考え方を持つようになりました。そういう意味で、ユニサカは私を変えてくれましたね。(笑)

 

(高原)沢山の人と触れ合うことで今までの自分にない価値観が生まれたりするのってすごく素敵なことですよね。私もこのインタビューを通して色んな人の考え方に触れていくのがすごく楽しみです。
ありがとうございました。

(中井)ありがとうございました!

 

 

【次回告知】
2019.12.28(土)リリース
インタビュー:目黒雄大